1997年、タイバーツは固定相場制から変更相場制へ移行すると大幅に下落、これを原因としてタイ国内及び周辺の国々で起こった通貨危機のことである。
バーツが下落したことにより、タイでは海外資本が撤退し、対外債務が大きくなるなどして、国内の経済は混乱した。その影響を受けて、東アジア諸国でも次々と通貨危機が起こり、韓国・インドネシアはタイとともに国際社会に経済支援を求めなければならない事態になった。
北米ではNAFTA、欧州ではEUなど、自由貿易協定は地域で作られる傾向があり、アジアでも自由貿易協定を結ぼうという大きな動きがある。1992年にはASEANで自由貿易協定が結ばれ、現在はASEANに日中韓の三国を加えて、自由貿易協定を結ぶ枠組みを作っている。